こんにちは。42歳ではじめてこどもを授かったkumasanです。

前回は産婦人科でエコーに映し出された丸い物体を確認して心拍確認され、「やったー!」と大喜びしたところまでお話しました。

 

でも、そのまますんなりは行かなかったんです。次回から、設備の整った大病院へ通うようお医者さまから指示されました。その理由とは・・・?

 

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ひとつめの理由は35歳以上が対象となる「高齢出産」に該当するから(これは大きな理由ではないのですが少しだけ関係があるので)

「高齢って失礼な!うちの奥さんはまだまだ若いわ!」という感情はそれとして、やはり人生を共にするパートナーとして客観的な事実は知っておく必要があります。念のため高齢出産の定義とリスクを簡単に。

 

<高齢出産の定義>

◆35歳以上の初産婦さん

◆出産の回数にかかわらず40歳以上の妊娠・出産

 

<高齢出産で考えられる主なリスク>

① 流産のリスク
  35歳を境に確率が10~15%→20%程度になるのだそうです。

② 先天異常のリスク
  20代で約1.9%、30代で2%程度。40代では2.3%程度とか。

③ 妊娠中毒症(妊娠高血圧症候群)のリスク
  高血圧と蛋白尿が顕著な症状で合併症などを引き起こすことも。

④ 娠糖尿病妊のリスク
  妊娠してから発症する糖尿病。いくつかのリスクを併発する可能性が高くなるとか。

⑤ 切迫流産/切迫早産のリスク
  妊娠初期~21週に流産「しそうに」なる状態を切迫流産、22週以降に早産「しそうに」なる状態を切迫早産と呼びます。

凡そこのあたりでしょうか。

こういった事態を考えると、施設の整った大病院にお世話になるのは非常に重要なポイントになります。

しかし、男性は妊娠初期や奥様の経過が順調な場合にはこういった事には結構無頓着と言うか「今は知らなくてもその時に調べればいいだろう」的なところがあるかもしれませんがそれは良くありません。

 

「何か」が起こる時は予兆もなく突然です。

 

「まさか」が起こったときにうろたえるのではなく、しっかりと奥様をサポートするためにも基本的な知識は予め勉強しておくことを強くお勧めします。

 

◆kumasanから特に新米パパさんへ

仮に奥様が高齢出産の対象でなくとも、「妊娠」によって起こりうる色々な可能性を出来る限り知っておきましょう。いきなり聞いたこともない症状を告げられると、頭の中が真っ白になります。ご自身と、奥様の心を守るためにも少しの時間を知識の獲得に費やすことは、今すぐにでも始められます!