こんにちは。42歳ではじめてこどもを授かったkumasanです。
産婦人科にて小さなまん丸いものの心拍確認で喜んだのもつかの間、次回から設備の整った大病院へ通うようお医者さまから指示されました。
ひとつめの理由は35歳以上が対象となる「高齢出産」に該当するから(これは大きな理由ではないのですが少しだけ関係があるので)。
そして今回はもうひとつの理由について。
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kumasanの奥さんは数年前に「子宮頸がん」を患いました。幸い初期に発見されたので現在は再発もなく順調な経過を過ごしています。
女性には身近なこの言葉ですが、男性にはあまり縁がないのでちょっとだけ用語の補足です。
<子宮頚がん(しきゅうけいがん)とは>
◆子宮を大きく本体と入り口に分けて考えたときに本体が子宮体、入り口部分を子宮頸と呼びます。
◆このうち入り口である「子宮頸」にできるがんを「子宮頸がん」と呼びます。
奥さんは子宮の入り口をちょこっと切断したので、こどもが出来て子宮が大きくなってきたときに入り口を支える部分が短くなっています。
*専門用語で「子宮円錐切除(しきゅうえんすいせつじょ)」と言います。詳しくは左のキーワードで検索すると詳細なサイトがいくつも見つかります。
この事により、前回用語が出てきた「切迫流産」や「切迫早産」の可能性が少し上がってしまうんですね。
そういった事態が発生したときは文字通り一刻を争いますので、転ばぬ先の杖と言うか初めからNICU(新生児集中管理室)のある病院にお世話になりましょう、というのが産婦人科の先生のご助言だったわけです。
という事でこの5日後に大病院での診察を受けることになりました。
翌日はもともと予定が入っていたのでkumasan奥さんの実家へ。さすがにまだご報告は出来ないなあ、と思いつつも仏壇のご先祖様にはこっそりお伝えし、この子を見守ってくださいね!とお願いしてきました。今度帰ってくるときにはどんな報告が出来るかなあ、とわくわくしながら帰りの電車でテンションが上がりまくりです。
そして迎えた5日後。
大病院での初めての診察で予想だにしない一言を告げられたのでした。
◆kumasanから新米ママさん・パパさんへ
妊娠は予定通りに行かないことの方が多いかもしれません。しかし、考えられるリスクとそれを低減できる方法があるのであれば是非その方法を選択されるのが良いと思います。特に時間は、何よりも大切な要素です。