失意の検診からちょうど1週間。
再び、大病院での検診の日。
ここに来るまで、色々な葛藤がありました。
妊娠初期にエコーに写らなくなる事例、同時に心拍も消える症状。
どこかに「それでも大丈夫だった」という記録がないかどうか、お互い別の時間・別の場所でこっそりスマホやPCで検索し、出てくる結果に怯えながら口に出すことも出来ず。
前日の夜、kumasanと奥さんが話し合ったのは「どんな結果でも受け容れる」ということ。
そして迎えた運命の朝。万が一の場合を考え、kumasanは会社をお休みして奥さんと一緒に病院へ。
診察室に入っていく奥さん。kumasanにはどうすることも出来ません。ただ、待つだけです。
5分が過ぎ
10分が過ぎ
15分が過ぎたころ
奥さんが診察室から出てきました。
そっと手渡されたのは
体長1.7㎝の丸いのが印刷されたエコー写真。
生まれて初めて、「奇跡ってこういうことか!」と思いました。
どうやら前回、この子はどこかへお出かけ(?)していたらしく。
今日は元気いっぱいに「くるりんぱっ!」と動き回ってくれたそうです。
その後は病院内で場所を変え助産師さんに今後のスケジュールについてお話を伺った後、場所を移動して母子手帳を受け取り。
この時点で両家の親に妊娠の報告をし、手をつないでゆっくりと家に帰りました。
◆kumasanから新米ママさん・パパさんへ
初めての検診で見えていたこどもが2回目の検診で消えて、心音も聞こえなくなっていると正直想像を絶するほどのショックを受けます。ですが、また会える可能性は決してゼロではありません。諦めないで、可能性を信じてください。kumasanに起きたことが、あなたに起きないなんて誰にも断言できませんから。