こんにちは、kumasanです。ぼーっとしてる間に3か月以上経ってましたorz

では気を取り直して。

大阪天満宮にて安産祈願を済ませたその夜、もうひとつのイベント「戌の日の腹帯」が行われました。

ここでイベントについての補足を。

戌の日(いぬのひ)
:十二支で日付を表す日本古来の暦のうち「戌」に該当する日のこと。「子・牛・虎・卯・辰・巳・午・羊・猿・酉・戌・亥」がぐるーっと回り続けるので2週間に1回~2回の確率で発生します。

妊娠への関連性は「戌はたくさん元気な子供を産む」というイメージから「戌にあやかって、安産祈願しませんか?」みたいなのが始まりだそうな。それを言うなら辰・巳・酉以外はみんな子だくさんなイメージがあるのですが、戌には「魔除け」の意味合いもあります。実際、神社の境内には阿吽の「狛犬(こまいぬ)」が鎮座していたりするので信ぴょう性は高そうです。安定期に入った妊娠5か月目最初の戌の日が妊娠イベントの日だそうです。

腹帯(はらおび)
:起源は諸説あり。重要なのはそこじゃなくて安定期に入る妊婦さんの
・おなかを支える
・おなかを冷やさない
・腰や背中への負担を軽減する
といった気遣いから。最近はおなかを合理的に支えるインナーも開発されていますが、一昔前までは先祖代々伝わる岩田帯を使って子孫を守る、という儀式的な要素に加え上記に記載したような現実的な側面から腹帯をしめて今後に備えていたようです。

さてkumasan家では奥さんのお母さんが腹帯とインナー(結構ものすごいやつ)を買ってきてくれました。インナーは何種類かありますが、腹帯は1本だけです。

という事でまずは腹帯を巻くことになったのですが、いかんせん長い。

始まりがどこで終わりがどこでここをこうしてこうやって・・・と大奮闘する奥さんとお母さんに圧倒され、kumasanはじっと見学してました。

実際のところ、こういったイベントに男手なんて絶対不要ですから正しい判断だったのではないかと。

んで腹帯が仕上がった段階で「昔の人は大変やったんやなー」とかしばし和んですぐにまたほどき、インナーに切り替えました。この辺はイベントと割り切ってます。そしてインナーは出来上がりまでの早い事早い事。着るだけですしね。隔世の感と現代の技術力(?)に感動です。

 

「結局腹帯は一瞬だけ巻いておしまいだったの?」と言われれば答えは「はい」です。

でも、前回も似たようなことを書きましたがその一瞬に意味があるのではなく、「こどもが生まれる」という未知の体験に向かう準備としてこういったイベントのありがたみがあるのかと。

新しく親になる自分たちの自覚が少しずつ芽生えることもさながら、周りの人に助けてもらったり関わってもらえる良いきっかけになるので。面倒くさいこともあるけど、笑顔でこなせば得られるメリットのほうがはるかに大きいです!